■商業高校はどのような学校ですか?
商業とは、商品の流れ(流通)、企業の活動(商取引)、お金の流れ(金融)、人と人のつながり(サービス)など、世の中の経済活動を支える分野です。
体で例えると「血液」であり、社会の中で広く大きな役割を持っています。
商業高校では、そういった商業に関する専門的な知識を学び、
社会で通用する人間を育てることを目標としています。
■普通高校と商業高校はどう違う?
普通科目 |
商業 (ビジネス) |
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●普通科目のほかに、商業(ビジネス)に関する専門的な知識・技術を学びます。 |
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社会で通用する人間 | ||
●商業は人づくり! ●社会に出てから必要となるいろいろな知識や能力のある人、 実践的な態度を身につけ、視野の広い、豊かで調和のとれた人間を育てます。 |
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実践力・資格の力 | ||
●資格は未来へのパスポート!! 「資格」は実力の証明になり、実社会でも高い評価を受けています。授業をしっかり受けていれば、たくさんの資格が取れます。 学歴だけでなく資格という武器で未来への道を拓きます。 ●日商簿記検定、情報処理技術者、全商各種検定など 社会で役立ついろいろな検定試験に合格できます。 |
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進学にも就職にも強い | ||
○商業科目で大学進学! 商業高校は、就職だけの高校だと思っていませんか? 実は、普通高校にも負けない進学実績があります。 商業科目関連の高度な資格を取得して、進学に生かしています。 ・国公立大 金沢大、新潟大、群馬大、高崎経済大、県立女子大、群馬県立県民健康科学大 他 ・私立大 同志社大、明治大、法政大、日本大、東洋大、駒沢大など多数 指定校推薦も数多くあります ○就職希望者内定100%! 県内で約480社、県外多数の企業から求人をいただいており、就職内定率は100%です。 高商生なら!と積極的に採用してくださる企業も数多くあります。 |
■商業科目にはどのようなものがあるの?
下記の科目のうち基礎的科目は全員が学習し、その他は学科により違っていますが7~11科目ぐらいです。
科目名 | 科目の概要 (目標) | |
ビ ジ ネ ス に 必 要 な 広 い 知 識 |
ビジネス基礎 | ビジネスの基礎的・基本的な内容を学習することで、より専門的な学習や卒業後の進路について意識を深めます |
ビジネス経済 | ビジネスに必要な経済の仕組みや概念、世の中で起こっている経済事象(出来事)を考えていくことで、経済というものに興味を持つ習慣を身に付けます。 | |
マーケティング | 企業やその他の組織が提供する商品について、マーケティングに関する基礎的な知識と技術を身に付けます。 | |
経済活動と法 | 私たちの日常生活、なかでも経済活動に法律がどのようにかかわっているかを学習します。 | |
簿 記 ・ 会 計 な ど |
簿 記 | 企業の取引の記録・計算・整理に関する知識と技術を習得し、ビジネスの諸活動を計数的に把握する能力と態度を育成します。 |
財務会計Ⅰ | 「会計」では、株式会社で行われるような進んだ段階の取引の仕訳や、記帳方法、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)の作成や分析などに関連する法令や基礎的な理論を学習します。 | |
財務会計Ⅱ | 「財務会計Ⅰ」の学習を基礎として、財務会計に関する基礎的な知識と技術の習得に重点を置き、利害関係者に会計情報を提供する能力と態度及び提供された会計情報を活用する能力と態度を身に付けるものです。 | |
原価計算 | 原価計算とは、製品を製造するためにかかった費用を計算する手続きです。 製造業における原価計算及び簿記に関する基本的な知識と技術を習得し、原価についての理解を深めます |
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コ ン ピ ュ | タ に 関 す る 科 目 |
情報処理 | コンピュータを利用し、ビジネス活動に関係する情報を適切に管理し、分析し、活用する知識と技術を学習します。 |
ビジネス情報 | ・ 表計算ソフトウェアやデータベースソフトウェアを利用して管理,分析,活用する知識や技術を習得します。 ・ 情報システムの開発について理解し,コンピュータを活用して業務を合理化,自動化するなどエンドユーザコンピューティングを積極的に推進する創造的な能力と態度を育てます。 |
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ビジネス情報管理 | ネットワークの構築や情報システムの開発を行える能力や態度を育成するものです。将来ネットワークの運用管理を視野に入れています。 | |
プログラミング | プログラミングは、コンピュータの効果的な運用方法を理解し、ビジネスで情報を処理したり活用したりする知識や技術を学習します。 | |
そ の 他 |
課題研究 | 商業に関する課題を設定し、解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化・総合化を図り、問題解決能力や自発的、創造的な学習態度を育成します。 |
商品開発 | 消費者の視点に立った商品開発の流れについて学び、顧客満足の実現を目指す商品を企画・開発し、提案するとともに、流通活動を行う能力と態度を育てることを目的としています。 |